- 2018.01.04
- 家族や友人が 心配なあなたへ
あなたの家族や友人が、デートDVを受けているかもしれないと心配しているあなたへ
このサイトを見ていただき、ありがとうございます。気づいたことが大きな一歩です。気づいたこと大きな一歩
あなたが心配している人(本人)は、デートDVを受けていることに気づいていないかもしれません。
デートDVは、やさしい時もたくさんある中で、暴力が繰り返されエスカレートしていきます。
暴力(言葉や態度を含む)によって、自分が悪いと思いこまされているため、デートDVを受けている本人が気づきにくいのが特徴です。
暴力が繰り返され、エスカレートしていく中で、ここで別れを切り出したら、もっと怖いことが起こると教え込まれているため、別れられない人もいます。
別れられない本人が悪いのでは決してありません。でも、心配だから、
「別れなさい」「別れなきゃダメだよ」と伝えたいかもしれません。
しかし、これを一方的に伝え続けることは、別れられないでいる人を責める意味にもなり、孤立させる原因となります。「あなたは悪くない」と伝えてほしい
あなたにとって大切な人(本人)に暴力をふるう相手への怒りが湧いてくるかもしれません。
「なんで、そんな人と付き合っているの?」と相手を否定したくなるかもしれません。
でも、本人にとって、好きな人なのです。
自分が好きになった人を否定されると、あなたには相談できなくなってしまいます。伝えてほしい言葉があります。
「あなたは決して悪くない」
「あなたはそんなめにあっていいわけない」
「あなたは、私にとって、とても大切な人」
その人に、言葉にして何度でも何度でも伝えてください。気持ちを聴く
そして、その人の気持ちを受け止めてください。
「怖かった」と言ったら、「怖かったね」
「それでも、好きなんだ」と言ったら、「それでも、好きなんだね」その人の気持ちを全て受け止めていくことが、自分自身の自尊感情を取り戻し、本人がこれからどうしたいかを選んでいく力を回復するための大切なステップとなります。
ただ、本来持った自分の力を回復していくためには時間がかかります。
別れたと思ったら、またよりを戻すことを繰り返すのも、デートDVではよくあることです。
それを見守り続けることは、とても大変です。
あなたが一人で抱え込んでしまうと、心身ともに疲れてしまいます。人の力を借りていい
あなた自身が誰か信頼できる人の力を借りてください。
大切な人を心配し、しんどい気持ちを聴いてもらえる人を見つけてください。
あなたも助けてもらっていい人です。ここに掲載する相談窓口も利用してください。
- ライター:notalone