- 2021.05.09
- 代表理事の交代について
皆さま
昨年より、新型コロナウィスル感染が、そして最近は変異型ウィルス感染が広がり、私たちひとりひとりに
いつなにがあってもおかしくない状況になってしまいました。
私は、2018年の当団体設立より代表理事を務め、理事の皆さんと3年間活動してきました。
昨年70歳を迎えた私は、コロナに感染していつ死んでもいいように毎日精一杯生きようと決めましたが、
その結果1年間がんばり過ぎてからだを壊してしまいました。
それで、申し訳ありませんが、このたび代表理事及び理事を辞任させていただくことにしました。
任期途中ではありますが、当団体の立ち上げにあたり、私にできることはさせていただいたように思います。
私よりずっと前からこのネットワークに関わられてきた長崎の中田さんがバトンを受け取ってくださるので
安心して退くことができます。さまざまな分野で活躍しておられる理事の皆さんと力を合わせて活動できたこと
に感謝しつつ、当団体の今後の益々の発展を祈念いたします。
山口のり子
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代表理事交代にあたって
このたび、山口のり子さんと交代して、デートDV防止全国ネットワークの代表理事を務めることになりました。
私は「NPO法人DV防止ながさき」で2003年に相談支援活動を始めたのですが、その活動の中で交際中のカップルのDVの深刻さを知り、予防教育の必要性を痛感しました。
その頃に山口さんが日本語として初めて示された「デートDV」ということばを知り、お話を伺うために山口さんを長崎にお招きしたのが2004年のことでした。
それ以来、DV防止ながさきでは、DVの相談・支援と予防教育は、いずれも欠かせない車の両輪と考えて活動を継続してきました。
2018年にデートDV防止全国ネットワークが設立されてからは、私も理事の一員として山口さんとともに活動してきましたし、今後もぜひ山口さんにしっかり牽引していただきたい所なのですが、お気持ちを尊重して、微力ながらバトンを受けることにしました。
山口さんの迫力とパワーにはとても及びませんが、これからも、予防教育の普及をはかり、暴力や虐待のないジェンダー平等の社会の実現のために力を尽くしたいと思います。
そのためには、皆様おひとりおひとりのご協力が欠かせません。
今後ともより一層のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
中田慶子(NPO法人DV防止ながさき理事長)
- ライター:notalone